新米ナースが学ぶべきエンゼルケア

私は子供の頃から白衣のナースに憧れ看護師になりました。
でも、想像以上に過酷な勤務体制に慣れるのが必死で毎日へとへとです。
上々志向の強い職場なので仕事の後に勉強会が頻繁にあり本当に大変で
そのうち身体を壊してしまうんじゃないの～って親も心配してくれます。
まぁ、私だけではなく職場の先輩ナース達も通って来られた道のりなので
身体がしんどくても勉強会に参加しない分けにはいかないんですよね・・。

それはさておき、この前初めて患者さんの最後のケア任されました。
専門的には最後のケアをエンゼルケアと言います。
本来なら違うナースがするべきケアだったんですが不在で変わりに私が任されたんです。
職場でも凄腕の出来る中堅ナースと2人でケアをさせて頂いたんですが
何しろ初めてで凄く複雑な心境に陥りました～勿論、敬意を払って尊敬の意を込めて行いました。
患者さんの点滴やチューブを抜き丁寧に身体を拭いて爪を切り身だしなみを整えたりなどの
ケアをさせて頂くんですが勉強してたようにはいきませんでした。

看護師にとってエンゼルケアとは特別な業務だという事を改めて実感したなぁ・・。
てきぱきと施すのではなく本当に心から尊敬の念が込み上げるというか経験しないと
分からない感情が込み上げてくるんです。
今まで病気と闘う患者さんのケアだけを考えてたんですが早い段階で最後のケアが出来たお陰で
立派な看護師になる為にはもっとエンゼルケアを学びなおす必要があると痛感しました。
一緒にケアをしてくれた先輩ナースにも色々な事を教えてもらえたしつくづく感謝です。